病状と痛み

水虫はある程度、病状が進むと、はっきりと患者本人にも痛みなどが感じられるようになります。特徴としては、足の皮が剝がれだしたり、赤い湿疹が出始めたりする段階で、かゆみや痛みが自覚症状として現れます。また、場合によっては、激しい痛みが継続することもあります。また、水疱が出来て、小さなやけど状態になることもあり、水疱が破れると、過敏になった神経が刺すような痛みを示すこともあります。

また、足の裏に発病する水虫のタイプでは、病状が進行すると足の裏全体が硬くなってしまい、初期の段階ではほとんど痛みを感じることがありません。しかし、病状がさらに進行するにしたがって、徐々に足の裏に痛みを感じ、最終的には歩行が困難になることさえあります。水虫の傾向がはっきりと表れ、足の裏全体が硬くなり、皮膚がひび割れるなどの自覚症状がある場合には、早急に皮膚科に相談して適切な治療を受けてください。



また、角質増殖型の水虫では、かなり白癬菌の増殖が進み、症状が悪化した段階になっ
ていきます。この水虫のタイプは、自覚症状として、かなりはっきりとかゆみや痛みを感じるタイプなので、非常に注意が必要になります。場合によっては、足の指や裏で進行がはっきりと進むと、患部が水ぶくれのようになり、白癬菌が入り込んでしまい、激しい痛みを併発することもあります。この段階では患者本人だけで治療を継続するには困難な場合もあります。

水虫の症状は、塗り薬などを継続していても、病状がさらに悪化することもあるので、そのような段階では、できるだけ早い段階に治療が必要になります。患者本人が水虫の患部をかきむしるなどして傷つけた患部から、さらに白癬菌以外の細菌が入りこんで、合併症を引き起こし、非常に大きな痛みを引き起こすこともあるので注意が必要です。場合によっては、発熱などを引き起こすこともあり、入院による治療が必要なケースもあります。炎症が激しい場合には、水虫の薬を使用できなくなり、炎症自体の治療に専念しなければならないケースもあります。